浄水器おすすめ2種類|ビルトイン、全館浄水のメリット・デメリット等を比較
浄水器の中で人気の高いビルトイン型ですが、「スペースの確保が必要」、「価格が高い」などで使うのをためらう方が多くいらっしゃいます。
他にカートリッジ内蔵型等の浄水器がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあることを知り、迷っていないでしょうか。
そこで今回はビルトイン浄水器のような使い勝手でありながら、家の全ての蛇口から浄水が出る「全館浄水の浄水器」を紹介します。ビルトイン型と比較しながらメリット・デメリット、費用などを解説するので、ぜひ最後までごらん下さい。
コラムのポイント
- ビルトイン浄水器は選択肢が多いのが魅力だが、浄水が出るのは浄水器設置場所のみ
- 全館浄水は価格が高いが、家全体で浄水を使える
- 全館浄水は、地中に埋めると全く邪魔にならない
Contents
ビルトイン浄水器とは|メリット・デメリットを確認
「ビルトイン浄水器」とは、シンクの下に浄水器本体を設置し、水栓に直接つないで使う浄水器です。混合水栓(水、お湯、浄水が出る)、専用水洗(浄水だけが出る)を選べて、専用水洗の場合は浄水が出ない蛇口も設置することになります。
ビルトイン浄水器のメリット・デメリット
ビルトイン浄水器に関する情報がたくさんありますが、他の浄水器と比較したときの主なメリット・デメリットは意外とシンプルです。
【メリット】
- 浄水器本体がシンク下に隠せる
- 1年に1回〜3回のカートリッジ交換でOK
- 有名メーカーの浄水器をはじめとして選択肢が多い
【デメリット】
- シンク下に浄水器本体を置くスペースが必要
- 本体とカートリッジが高額
- 浄水器がある場所でしか浄水が出ない
- 工事が必要(後付けの場合:1〜2時間)
〈関連記事〉「【浄水器メーカー解説】浄水器おすすめ20選|据え置き、ビルトインなどの選び方」
こだわり別(水質、価格など)ビルトイン浄水器のおすすめメーカー
日本では国内メーカーはもちろん、世界各国のビルトイン浄水器を購入できます。そこで、水質、価格、見た目というポイントに分けて、おすすめの浄水器メーカーを一部紹介します。
【水質にこだわり】
- シーガルフォー:レストランでも利用されている。水の美味しさに定評がある
- マルチピュア:世界最高水準の物質除去数
- パナソニック:用途(飲用、料理など)に合う水質を選べる
- リクシル(INAX):カートリッジの部品製造から組み立てまで全て自社で行い、おいしさにこだわっている
【リーズナブル】
- 日本ガイシ:リーズナブルで十分な機能
- エアリバー:カートリッジ交換サイクルが8年
【見た目】
- 三菱ケミカル、タカラスタンダード:おしゃれな水栓が人気
- TOTO:スイッチで水を出す
他にも優良な浄水器を製造販売しているメーカーがあるので、一番こだわりたいポイントを決めて、希望に合う浄水器を選びましょう。
〈関連記事〉水回りリフォームの費用について解説します|おすすめ商品も紹介
全館浄水とは|メリット・デメリット
「全館浄水」とは地中の水道管に直接浄水器を取り付け、家の全ての蛇口から浄水が出るシステムです。地上に設置するタイプ、地中に埋め込むタイプがあります。
全館浄水のメリット・デメリット
全館浄水は普及数が少ないため、知らない方も多いと思います。どんなメリット・デメリットがあるかを確認しましょう。
【メリット】
- 家の全ての蛇口から美味しい水が飲める(お風呂のお湯も浄水)
- 室内のスペースをとらないので邪魔にならない
- 地中に埋め込むタイプであれば、屋外でも全く邪魔にならない
- どこでも取り付け可能(マンションもOK)
- 操作不要
【デメリット】
- 初期費用(本体+工事費)が高い
- 工事が必要(半日〜1日)
- 有名メーカーは製造販売していないので、不安を感じる方もいる
全館浄水のおすすめ商品
全館浄水ができる浄水器は全国各地で設置会社が少ないため、メーカーではなく一部のおすすめ商品名と設置会社の所在地を紹介します。
- 『きわめ水』:茨城県
- 『アクアス5』:群馬県
- 『Fine Seiryu』:福岡県
- 『ピュアセントラル』:東京都
- 『ソリューヴ』:山梨県 など
全館浄水は、数は少ないものの全国各地に取り扱い会社があります。「県名+全館浄水」のインターネット検索で地域ごとの取り扱い会社が見つかるので、ぜひ問い合わせをしてみて下さい。
また『きわめ水』は東部燃焼(株)のオリジナル浄水器です。茨城県全域と隣接する地域で設置可能なので、お気軽にご連絡下さい。
東部燃焼(株) お問い合わせ 電話番号:029-350-8001
ビルトイン浄水器と全館浄水の特徴やメリット・デメリットがわかったので、次に両者を比較して紹介します。
ビルトイン浄水器と全館浄水の違いを比較
ビルトイン浄水器、全館浄水が他の浄水器と違うのは、見える場所に置かなくていい点です。キッチン等の一部を占領されたくない方にとっては、どちらも魅力的ですよね。
両者の違いを把握して、希望にピッタリ合う浄水器を選びましょう。
※全館浄水は各メーカーで商品内容のバラつきがあまり大きくないため、『きわめ水』の実際の費用等を紹介します。
初期費用+ランニングコスト
全館浄水は工事費用が必要なため、平均的にビルトイン浄水器よりも高額です。
初期費用(本体+工事費) | ランニングコスト | |
ビルトイン浄水器 | 30,000円台〜400,000円前後 | 10,000円前後〜30000円前後/年 |
全館浄水『きわめ水』 | 170,000円(税込み) | 14,300円(税込み) |
※ビルトイン浄水器の価格は一般的な相場、『きわめ水』の価格は2021年11月時点のものです。
工事内容
大まかな工事内容を紹介します。
【ビルトイン浄水器の工事】
シンクに穴をあける
↓
浄水器をつなげるために、シンク下の配管を分岐する
↓
浄水器を設置し、点検して完了
【『きわめ水』の工事】
コンクリートに切れ目を入れて土を掘る
↓
水道管に『きわめ水』を設置
↓
土を埋め戻し、地面と平行にする
↓
メンテナンス用のフタを設置し、点検して完了
こちらのページでは、『きわめ水』設置工事を画像つきで確認できます。
〈関連記事〉きわめ水設置工事
見た目
ビルトイン浄水器はシンク下におさまります。全館浄水の浄水器の見た目は以下のとおりです。
- 地上に設置するタイプ:一般的に高さ80センチほどの浄水器本体を地上に設置
- 地中に埋め込むタイプ:地面と平行に設置したメンテナンス用の蓋だけが見える
『きわめ水』設置後の見た目です。
〈参考〉きわめ水設置工事
ビルトイン浄水器は比較的簡単に設置できる、全館浄水の浄水器は設置後に手間がかからないというイメージです。
また全館浄水であれば一軒につき1つの浄水器を設置すればOKですが、ビルトイン浄水器の場合は設置場所ごとに「本体+工事費用」がかかる点も覚えておきましょう。
まとめ
ビルトイン浄水器と全館浄水について、メリット・デメリット等を紹介してきました。ぜひご家庭に必要な設置数、ライフスタイルなどによって、最適な浄水器を考えてみて下さい。
東部燃焼は茨城県水戸市のリフォーム会社です。
〈関連記事〉水戸市のリフォーム会社20選|茨城県水戸市のリフォームは給付金、補助金を活用
オリジナル商品の『きわめ水』は、水戸市のショールームで実物をご確認頂けますので、ぜひお越し下さい。(お迎えにあがります)
東部燃焼(株) ショールームのご案内 電話番号 029-350-8001
浄水器の他、水回りを中心にリフォーム全般のご依頼を承ります。経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談下さい。