【古いお風呂を快適にしたい!】不満を改善する7つの方法を紹介

【古いお風呂を快適にしたい!】不満を改善する7つの方法を紹介

現在の住まいに古いお風呂が設置されている人は、寒さや水道からの水漏れなど、様々な悩みを抱えていることでしょう。

本記事では、古いお風呂についての悩みを抱えるあなたに「快適にするための7つの方法」を紹介します。

抱えている悩みは、対処法を知ればすぐに解決できるものかもしれません。まずは本記事を読んで、悩みを解消できるか確認してみましょう。


コラムのポイント

  • 古いお風呂を使用する「5つの問題点」が分かる
  • 古いお風呂を快適にする「7つの方法」が分かる

古いお風呂の問題点は?

はじめに、古いお風呂を使い続ける上で発生しやすい問題点を確認してみましょう。

問題(1)断熱が不十分で寒い。ヒートショックを起こす。

現在、新築やリフォームで利用されているユニットバスの多くは、浴槽から熱が逃げていかないように断熱材にくるまれています。また、ユニットバス自体にも、外部と接する壁面には十分な断熱材が入れられていて、お風呂の熱を逃さないように施工されています。

一方で古いお風呂は、浴槽やユニットバスの周囲に断熱材が入れられていないことも多く「非常に寒い思いをする」でしょう。床面の仕上げは陶器製のタイルであることも多く、風呂場に入った瞬間にヒヤッとして、ヒートショックを起こす可能性もあります。

>関連コラム:ヒートショックは夏も発生&若者も注意|症状を予防するリフォーム案を徹底解説

問題(2)高い温度・湿度による黒カビの発生。

問題(2)高い温度・湿度による黒カビの発生。

古いお風呂は、設置されている換気扇が老朽化するなどして、十分に換気されていないケースが見られます。高い温度と湿度は、人体にも悪影響を及ぼす「黒カビを発生させる可能性」があります。

問題(3)タイルの滑りやすさ。段差による転倒。

現行の浴槽は、床面に滑りにくい加工が施されています。さらに脱衣室と浴室のあいだに段差を設けていない、バリアフリー設計になっています。

一方で古いお風呂は、先述したとおり陶器製のタイルを用いている場合もあり「タイルによる滑り」「段差による転倒」が危険視されます。

問題(4)防水層が役に立っておらず、漏水。下地の腐食

問題(4)防水層が役に立っておらず、漏水。下地の腐食

コンクリートで形を作って、仕上げとしてタイルを貼り付けるタイプの古いお風呂は「防水層の劣化」が問題になることがあります。

コンクリートとタイルでお風呂を作る場合、水が漏れて床下に浸透しないように、水の浸透を防ぐ層が存在します。しかし、防水層はコンクートとともに劣化することがあり、気づかないほどの小さな隙間から、徐々に水が漏れることがあります。水が漏れ出た結果、床下に配置されている木製の部材が腐食し、修繕に多額の費用を要する可能性があります。

問題(5)給湯機器の老朽化。お湯が出ない。電気代が高い。

お湯を送る「給湯器の劣化」も古いお風呂の問題点に挙げられます。古い給湯器は電気からお湯を作り出す効率が悪く、電気代が高額になりがちです。特に深夜電力で作ったお湯を翌日使えるようにする、エコキュートなどと比べると、特に給湯器の省エネ性能不足を感じるでしょう。

>関連コラム:【エコキュートの寿命は20年?】修理・交換・買い替えの目安を解説

古いお風呂を快適にする7つの方法

では、どのように古いお風呂を快適な環境に変化させればよいのでしょうか。比較的簡単に実施できる方法から、費用や時間を要するものまで紹介していきます。

方法(1)床に断熱マットを敷く

最も手軽に実施できて効果の高い、古いお風呂におけるストレス対策は「断熱性能のあるマットを敷くこと」です。

発泡ウレタン系の断熱材と同じような素材で作られる、断熱効果が高く水切れのよいお風呂用のマットは、安価・簡単にホームセンターで購入でき、直接肌から熱を奪い取る床に敷くことで大きな効果を発揮します。敷き続けると黒カビの温床にもなるので、定期的な掃除は必要になりますが、体感としては優れた断熱対策といえるでしょう。

方法(2)お風呂用のヒーターを導入

お風呂の断熱性能を向上させて寒さを遠ざける方法がある一方で「お風呂用のヒーターを導入」することで、直接風呂場を加温するのも手です。

ヒーターの中には、壁付けで高いところに設置して、水濡れを防ぎながら暖めるタイプのヒーターがあります。本体費用のほかに、設置するための費用も必要になりますが、お風呂の寒さでストレスを感じている人にとっては、根本的な解決につながる可能性があります。

>関連コラム:【一戸建て】冬場の浴室の寒さ対策│手軽な方法からリフォームまで

方法(3)古い換気扇の掃除・交換

お風呂に発生する黒カビへの対策として「古い換気扇の掃除・交換」が挙げられます。

換気扇は、お風呂場に溜まりやすい湿気を素早く外に追い出す機能を持っていますが、老朽化で動作が鈍くなっていたり、適度な掃除を怠ることで十分な性能を発揮できない可能性があります。まずは、換気扇に溜まったホコリや汚れを除去する掃除から始めて、換気性能が復活しなければ、交換を試みてみましょう。

換気扇を交換する場合でも、すでに換気扇用のパイプが壁内に埋め込まれているので、比較的短時間・少ない金額で交換できるので、リフォーム業者に気軽に相談してみましょう。

>茨城県でのリフォーム相談は「東部燃焼」まで

方法(4)ひび割れ・すき間へのコーキング処理

方法(4)ひび割れ・すき間へのコーキング処理

目視できるほどのひび割れや、タイルとタイルのあいだにすき間が見られる場合は「対象箇所にコーキング処理」を施してみましょう。壁内や床下空間への水の染み込みは、シロアリの発生や木材腐朽菌の繁殖など、住宅の基本性能を大きく脅かす恐れがあるため、早期に対処が求められます。

お風呂の表面を確認するとともに、可能であれば床下の状態も確認しましょう。

方法(5)蛇口本体・パッキングの交換

お風呂からの水漏れは、コンクリート・タイルのひび割れ以外にも発生します。「蛇口本体や水漏れを防止するパッキング材」を交換することで、水漏れを防ぎましょう。

蛇口と壁のすき間には、水の浸透を防ぐためのゴムなどが必ず埋め込まれています。しかし、長い間使用していると、ゴムが劣化してシール性能が消失してしまう恐れがあります。

流量の回復や温度調節が容易になることなど、副次的に得られる利点もあるので、蛇口本体の交換も検討してみましょう。

方法(6)給湯機器のメンテナンス・交換

給湯機器の老朽化でお湯の出が悪くなっている、または電気代の高さに不満を感じている場合は「給湯機器のメンテナンスや交換」を検討しましょう。

お湯の出が悪くなることについては、給湯器機内に水道に含まれるミネラル分が固着することが原因と考えられます。配管や本体を交換することで、元の通りの流量が復活します。さらに、給湯が完全に止まってしまう事態を避けるためにも、早めの交換が求められます。

近年値上がりを続ける電気代についても同様で、早めに交換した方が、長い目で見るとお得になる可能性もあるので、まずは見積もりを取って、使い続けた場合と交換する場合とで経済性を比較してみましょう。

>関連コラム:給湯器の買い替えで押さえておくポイントを紹介|費用の比較・エコキュートなどについて紹介

方法(7)古いお風呂からユニットバスへのリフォーム

方法(7)古いお風呂からユニットバスへのリフォーム(施工前)

方法(7)古いお風呂からユニットバスへのリフォーム(’施工後)

>施工事例:浴室リフォームによるストレスの軽減

お風呂の様々な悩みを一挙に解決する方法は「ユニットバスへのリフォーム」です。

リフォームは特に、コンクリートとタイルで浴槽を作る、在来工法で作ったお風呂を利用している人におすすめです。コンクリートを通じて冷気が伝わりやすく、タイルは足の熱を次々に奪っていきます。ユニットバスに更新することで、足元からの冷えを大幅に改善できるでしょう。

さらに、古いお風呂にありがちな床下・壁面への漏水の心配を一挙に解決できるので、長期的な視点に立ったときも、ユニットバスへのリフォームは大きな効果を期待できます。

>関連コラム:ユニットバスの交換費用を解説|費用の内訳・費用ごとの性能の違いなども紹介

まとめ│水回りの問題は早期発見・早期対処が大切

まとめ│水回りの問題は早期発見・早期対処が大切

>施工事例:古い浴槽から新しい浴槽への交換リフォーム

古いお風呂を快適にする方法を複数紹介しました。お風呂が冷たい、温熱環境に関する悩み。壁面や底面からの漏水についての心配。どの悩みも早めに対処することで、ストレスや不安を解消できるので、気になったらすぐに専門業者に相談することをおすすめします。

もし、悩んでいる家が茨城県にあるなら、東部燃焼にご相談ください。水回りを中心にどんなリフォームでも対応しているので、水回りの悩みをまとめて解消します。

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