DIYリフォーム|壁、洗面所など自分でリフォームOKの箇所や注意点を解説

DIYリフォーム

DIYリフォームは業者に支払う工賃が必要ないため、「安くリフォームできる」と人気です。DIYリフォームに関する情報がたくさんあるので、チャレンジしたいと考えている方は多いのではないでしょうか

 

でも実際にDIYリフォームを始めると、「材料や道具の選び方がわからない」、「イメージしていたよりキレイに仕上がらない」などのお悩みが出てくるものです。

 

そこで今回は茨城県のリフォーム会社・東武燃焼(株)が、DIYリフォームの注意点、自分でできる箇所、プロに依頼が必要なケースなどを、わかりやすく解説します。

 

DIYリフォームをスムーズに成功させるために、ぜひ最後までご覧ください。

 


コラムのポイント

  • 簡単なイメージがあるDIYだが、意外と難しい工程が必要なケースもある
  • 幅広い範囲でDIYリフォームが可能だが、水道、電気、ガスに関するリフォームはプロに依頼

 

 

【初心者必見】DIYリフォームのメリット・デメリット、注意点など

まずはDIYリフォームとは何かを確認しましょう。特に初心者の方は、ひととおりご確認頂けると幸いです。

 

DIYリフォーム(セルフリノベーション)とは

DIYリフォームとは、通常は業者に依頼するようなリフォームを自分で施工することです。

 

基本的には「古くなったリフォーム箇所を新品のような状態に戻す」、「古くなったリフォーム箇所を修復する」ときに、リフォームという言葉を使います。一方で「リフォーム後に性能が上がる」、「全く違う状態なる」ような場合は、リノベーションという言葉を使います。

 

DIYリフォームのメリット・デメリット

DIYリフォームのメリットは、以下のとおりです。

  • 安さを追求できる(材料費、道具購入費だけでOK)
  • 自分のペースで好きな材料を選べる
  • イメージどおりに微調整しながら完成形を決められる
  • クリエイティブな体験の満足感が高い

 

一方で、以下のようなデメリットがあります。

  • 材料選び〜施工〜完成まで「自分で調べる&作業する」ため、プロに依頼するより時間がかかる
  • 技術や知識が足りなくてイメージ通りに完成できないケースもある
  • 初心者のうちはプロのようなクオリティになりづらい
  • リフォーム箇所によっては、不具合がケガや事故につながるケースもある
  • リフォーム後の不具合を自分で解決する必要がある
  • 不具合が解決できずプロに依頼する場合、総合的に考えると高額になってしまう

 

DIYリフォームは趣味として、家族共有の体験として楽しめる反面、失敗したときのリスクもあります。

 

古い家、自宅マンション、賃貸物件を自分でリフォームする際の注意点

DIYリフォームの注意点

DIYリフォームは、着手したら元に戻すのが難しい状態になるのが一般的です。簡単にできそうリフォームであっても、事前に準備物や完成までの工程を確認し、できると確信してから取り掛かりましょう。

 

また古い家、マンション、賃貸物件の場合は、特に注意が必要です。

 

【古い家】

古くなった建具等をDIYリフォームしたいとき、「規格が違う」、「部品がない」などで修復が難しいケースがあります。失敗を避けるためによく下調べをして、材料や部品を間違いなく揃えましょう。「修復できるかor交換が必要か」を見極めるのも大切です。

 

【マンション】

マンションのDIYリフォームをする際は、管理規約を確認しましょう。例えば「フローリング張り替えの際の材料指定」等の規約がある可能性があります。

 

【賃貸物件】

賃貸物件は、入居時と違う状態になるリフォームをできないのが一般的です。(例:壁紙やフローリングの張り替え、棚の取り付けなど)

 

「退去時に入居時と同じ状態に戻す」ことを前提に、プランを考えましょう。不安な場合は、大家さんや管理会社に確認をしてみるのがおすすめです。

 

自分でリフォームできる」or「プロに依頼が必要」を確認して失敗を避けよう

DIYリフォームできる範囲、プロに依頼が必要な箇所、DIYリフォームに役立つ道具などを紹介します。

※前述したとおり、賃貸物件にお住まいの方は自分の判断でリフォームできる範囲が限られます。ご注意下さい。

 

内装(壁、床)

【自分でできる】

内装は幅広くDIYリフォームが可能です。

  • 張る:壁紙、クッションフロア、ふすま、障子など
  • 塗る:壁、床、家具など
  • 交換:ドアノブ、コンセントカバーなど
  • 取り付け:棚、建具など

 

市販のDIY用キット(例:貼ってはがせるタイプの壁紙やフロアシートなど)もあるので、DIYの経験値に合わせて取り扱いやすい材料を選びましょう。

 

〈関連記事〉洗面所の床材は何を選ぶ?フロアタイルなどの特徴を紹介

 

ただし取り扱いが簡単な材料でも、細かい部分(例:壁紙の端やつなぎ目の処理など)が難しいのが現実です。狭い範囲で練習する等、材料の取り扱いに慣れてから大きな面にチャレンジするのがおすすめです。

 

大きな面は1人で作業するのが難しくて時間がかかるため、2人以上で作業するのもいいですね。

 

【プロに依頼が必要】

壁や床を解体する場合は以下の判断が必要なため、プロに依頼するのがおすすめです。

  • 壁:「家の構造バランスがくずれないように、耐力壁を避けて解体、施工」等
  • 床:「解体後の生活で事故が起きないように、耐荷重を考えて解体、施工」等

 

DIYリフォームをしても法律違反ではないものの、家の耐久性に関わる内容です。慎重に判断しましょう。

※DIYリフォームが法律違反となってしまうケースについては、次に紹介します。

 

水回り(洗面所、キッチン、トイレ、お風呂)

【自分でできる】

  • 水回り周辺に棚を取り付て収納スペースを増やす
  • 水回り周辺の壁にタイルを貼る
  • 壁紙やクッションフロアを張り替える
  • 水栓の取替えやパッキン交換 など

 

【プロに依頼】

以下のリフォームをDIYで行うのは法律違反なので、専門資格を持つプロに依頼が必要です。

  • 給水装置に触れる必要のあるリフォーム(給水配管に関係の無い「水栓のパッキン交換」等はDIYリフォームOK)
  • 電気配線に触れる必要のあるリフォーム
  • ガス配管に触れる必要のあるリフォーム

 

インターネット上には上記のような内容のリフォームを自分でしたという情報がありますが、実際は法律違反です。DIYリフォームをすると安全性が確認できないため、水道等の供給が止められるケースがあります。

 

またリフォーム中、リフォーム後に取り返しのつかない事故が起きる可能性があるため、必ずプロに依頼しましょう。

 

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DIYリフォームに役立つ道具

DIYリフォーム時に出番の多い道具を紹介します。

  • メジャー
  • サシガネ(L字型で金属製の定規)
  • 水平器
  • 電動ドライバー

 

他にもリフォーム箇所によって必要な道具が違います。材料購入時には、必ず必要な道具もチェックしましょう。道具購入費用を抑えたい場合は、「100円ショップでほしい道具があるかを確認→無いものをホームセンターで探す」という流れがおすすめです。

 

DIYリフォーム中の不明点を質問できる場所

お店によってレベルの差はありますが、ホームセンターの売場担当者はある程度の知識を持っています。DIYリフォーム中の不明点を解決してくれる可能性があるため、材料や道具の選び方、使い方がわからない場合は質問してみましょう。

 

他にも「ココナラ」のような個人がサービスを提供しているプラットホームで、DIYのアドバイスや相談受付のサービスが多数販売されています。

 

以下のような疑問は、リフォーム会社に相談しましょう。

  • 「プロに依頼しないと法律違反?」
  • 「DIYとプロに依頼する部分を分けて安くリフォームできる?」 など

 

依頼主の疑問や不安を丁寧に聞き取り、要望を最大限叶えるプランを提案してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

 

まとめ

DIYリフォームは「自分で施工する」という楽しみがあり、経験を積むごとにできる範囲も広がります。一方で「時間がかかる」、「仕上がりのレベルが保証されない」、「一般的に不具合が起きやすい」などのデメリットもあります。

 

「アフターフォローまで考えるとプロに依頼するほうが割安」というケースもあるため、特に大規模なリフォームに取り掛かる前には、業者に相談してからDIYリフォームをするかを決めるのがおすすめです。

 

東部燃焼(株)は、茨城県全域とその近隣地域を施工エリアとしているリフォーム会社です。小工事から「お家まるごとリフォーム」のような大規模な工事まで、幅広くご依頼いただけます。

 

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地域に密着してご自宅のお困りごとに対応しておりますので、「DIYリフォームをするかプロに依頼するかで迷っている」という段階から、お気軽にご相談ください。

 

東部燃焼(株) お問い合わせ 電話番号:029-350-8001

 

ショールームもございますので、直接相談をしたい場合はぜひご活用ください。ご用命頂ければ、お迎えにあがります。

東部燃焼(株) ショールームのご案内  電話番号 029-350-8001