クロスの張り替えはいくら?知るべき情報を厳選

リフォームを行うとき、一番にリフォームしたい!となるのが、クロスかもしれません。

クロスは普段の生活でも特に汚れが付きやすく、ペットがいればクロスが剥がれたり、こどもに落書きをされたりと、多くのトラブルがイレギュラーに起こる場所です。

現在出ているクロスはとても豊富な種類があり、部屋の模様替えをしたい場合は、アクセントになるクロスを採用すると室内の雰囲気がガラッと変わります。

戸建てかマンションか、間取り、何畳をリフォームするかで費用も違いますので、詳しく解説していきたいと思います。

クロスの張り替え費用相場

クロスの張り替え費用相場は主に3つの要素が大きく関係しています。

  1. クロスの素材・機能性
  2. クロスの張り替え箇所
  3. クロスの張り替え面積

まず、クロスの素材・機能性について見ていきましょう。

クロスには大きくわけて2種類のクロスがあります。

①大量に出回っている量産品のクロス

②デザイン性があるグレードが高いクロス

の2つです。

例えば6畳で張り替える場合・・・

(6畳)張り替え箇所で考えてみます。

量産されたクロス    4万~6万

グレードの高いクロス  6万~8万

6畳の場合の差額は2万~ですが、選ぶクロスによっても大きく変動します。

もちろん量産されたクロスの方が価格も安いですが、デザイン性や機能性に富んだクロスは、メンテナンスがしやすかったり、傷や汚れが付きづらいなどのメリットがある機能性クロスが多く販売されています。

料金だけで比較せず、張り替えた後の事までしっかりと考えてクロス選びをしましょう。

2つ目に、クロスの張り替え箇所です。

先ほど6畳を例に費用を比較しましたが、それは居室の場合です。

キッチンやトイレ、お風呂場など、箇所によっても値段は変動します。

キッチンの場合・・・

キッチンはクロスが汚れやすい箇所でもあります。

水が飛び散ったり、油ハネもあるので、防水性や不燃性のクロスを採用しましょう。費用も量産されたクロスとは違い高い設定になります。相場では4万円~7万円前後が多いようです。

また、トイレなど面積が小さい箇所ですと、施工費用も安く2万後半~4万弱です。

トイレだけのリフォームを希望する場合は少し高めに感じる方もいるでしょうが、1日職人さんが施工する為の人件費としてどうしてもこのくらいの費用はかかってしまいます。

最後に、クロスの張り替え面積ですが、

張り替えの施工面積が必要な場合はその分クロス代や職人の人数も増えます。

基本的にかかる費用は、使用するクロスの料金+工事費用+消費税です。

先ほど説明したトイレの価格も、安くするポイントとしては、トイレ以外の居室や廊下も一緒にお願いすることです。

1日対する人件費はさほど変わらない為、トイレと込みでどこか違う箇所も一緒にお願いすると割安感が大きく感じられるでしょう。

クロス張り替えは自分でできる??

最近は簡単な壁なら自分でDIYする人も増えてきました。

インターネットでも自分で簡単に張って剥がせるクロスが発売されていたり、種類もとても豊富です。

「では業者に頼まなくても良いんじゃない?」と思っている方のために今回はクロス張りを業者に頼むメリットをご紹介しようと思います。

  • 技術・満足の差

せっかく自分でクロスを張ったけど、空気が入ってしまう。のりがふき取りきれていない。ヨレてしまった。など、せっかく手間や時間をかけてDIYしたのに満足する結果に終わらないケースがあります。業者に頼むことで、材料の搬入から、養生、クロスの張り替えまでを手間なく、短時間で終わらせることが可能です。

そして一番は満足度の違いです。素人では張るのが難しいデザインクロスのつなぎ目も、業者にお願いすることで、完璧に施工してくれますし、まるで一枚の絵のような美しさがあります。

価格だけで比較すると、DIYでは1万弱~。業者に頼むのは4万~。と価格にはかなり差がありますが、クロス張りの技術は一長一短で手に入るものではありません。

施工後の保証などもしっかりと考えた上で自分に合った選択をしましょう。

クロスを張り替える前の注意点

クロスを張る前に別途費用が発生することも・・・

原因1 下地にカビ

原因2 下地まで到達するような大きなひび割れ・歪み

クロスを施工する前に今の壁の状態をしっかり確認しておきましょう。

築年数が25年以上の場合、なかには、長年の結露で下地にカビが発生していたり、大きなひび割れが、壁紙の表面だけではなく、中の下地材にまで到達している場合があります。

その場合は、クロスの張り替え費用の他に、下地の交換・撤去費用などがプラスでかかってくる場合があります。

奇抜な色のクロスは避ける

クロスは他のクロスとの統一感が大切です。

こっちは赤。反対は青。こっちは塗り壁。こっちは・・・と、ごちゃごちゃに自分の好みでクロスを選んでしまうと、インテリアに縛りが出来てしまったり、何かと落ち着かない部屋になってしまう可能性があります。

クロスは張ったら最低でも数年はそのままの事が多く、何度も張り替えていると費用も馬鹿になりません。

どんな部屋の雰囲気にしたいのかあらかじめ決めておき、アクセントクロスもメインとなる壁など数か所に統一させると、部屋全体の一体感が増します。

クロスの張り替え時期

「クロスをそろそろリフォームしなきゃ・・・」

そう思いながらもクロスの張り替え時期を先延ばしにしてしまいがちな人が多いです。

理由は、「緊急性がないから。

確かに多少クロスが汚れていてもごまかしながら生活はできます。

しかし、クロスをリフォームせずそのまま使用し続けていると、壁内部にカビが発生してしまったり、いざ張り替える際に裏紙が残らず、下地まで交換することになってしまった…というような弊害もでてきます。

クロスの張り替え時期は基本的には5年~10年と言われています。

クロスも種類は様々で、「ビニール製のクロス」が一般的ですが、その他にも「和紙」や「布」などの変わった素材もあります。

5年未満でも、

  • クロスがビリビリに破けてしまった。
  • 汚れが目立つ
  • 消臭機能がなくなった

などの症状がみられた場合は、そろそろクロスを替えた方がいい時期です。

地元の工務店に行こう!

良い業者と出会うには、地元に愛されている優良の工務店を見つけることが大切になります。

インターネットを利用し相見積もりをとることも大切ですが、地元でクロス張り替えの実績が多い工務店を選ぶことで、

大手施工会社よりも安価で良心的な価格を提示してくれるところが多いです。

コマーシャルなどを多くやっている企業は、工事費に広告宣伝費が上乗せされ、割高な事が多いです。

その点地元の工務店は、割安なうえにアフターフォローに力を入れている場合が多く、おススメできるメリットが大きいと言えるでしょう。

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 まとめ

今回はクロスの費用や注意点・張り替え時期などに触れて紹介しました。

施工面積が広ければ費用が高い、というよりは、そこにどのような素材のクロスを張るのか、クロスをどこにお願いするのかが重要です。自分の好むインテリアと、この先数年飽きがこないデザインかを天秤にかけて、納得できるクロスを選んでください。