ユニットバスの最大サイズは1818|1620〜との違い、メーカー別の特徴など紹介
リフォームや新築でユニットバスのサイズを検討中のとき、一度は「最大サイズってどれくらい?」と考えますよね。
また「大きいユニットバスにリフォームする費用はどれくらい?」、「どのメーカーを選べばいいの?」などの疑問もあることと思います。
そこで今回は水回りのリフォームを得意とする東部燃焼(株)が、大きいサイズのユニットバスについて解説します。
サイズ別の使用感、リフォームの費用負担を軽減できる補助金、メーカー別の特徴などもわかるので、ぜひ最後までチェックして下さい。
コラムのポイント
- 一般家庭用ユニットバスの最大サイズは「1818」。大人が脚を伸ばせる浴槽を選ぶなら「1616」〜がおすすめ
- 「1818」以上のユニットバスもオーダー可能だが、使い勝手を考えて選ぶのがおすすめ
- 大きいサイズのユニットバスリフォーム費用は80〜150万円が目安。工事内容等によって費用が違う
- ユニットバスの各メーカーごとに特徴がある
Contents
一般家庭用ユニットバスの最大サイズは「1818」、最小サイズは「0816」
一般家庭用のユニットバスに限定すると、最大サイズは「1818」です。まずはユニットバス全体の広さや浴槽の広さ、他のサイズとの違いなどを確認しましょう。
「1818」の広さ、浴槽の大きさ
「1818」という表記は国内メーカー共通の表記方法で、ユニットバス全体の広さをあらわしています。以下のように読み替えて考えましょう。
「1818」=「180cm×180cm」
このサイズを畳の部屋に換算すると約4畳で、一般家庭のお風呂としてはかなり広い印象です。
またこのサイズのユニットバスに入る浴槽の広さは、「180cm×80〜90cm」ほどが一般的です。
※浴槽の広さは「浴槽のかたち」や「メーカーの違い」によって多少の差があります。
ちなみに一般家庭用ユニットバスの最小サイズは「0816」で、畳の部屋に換算すると約1畳です。浴槽サイズは「80cm×80cm」ほどなので、大人が足を抱えて入浴するイメージですね。
ユニットバスの最小サイズ、小さめサイズについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉ユニットバスの最小サイズは0816|1014〜の使用感、リフォーム費用なども紹介
広いユニットバスなら「1620」〜。サイズ別使用感の違い
大人が脚を伸ばして入浴できる浴槽をご希望の場合は、「1616」〜サイズのユニットバスがおすすめです。
洗い場、浴槽ともに広いと感じるサイズの目安は、「1618」、「1620」〜と考えておきましょう。
「1618」〜「1818」サイズの、使用感の違いを紹介します。
【1618〜1620(約2.5畳)】
洗い場、浴槽ともに複数人で使っても余裕のある広さです。「1616」と比べて横幅が広いイメージです。
【1624〜1618(約3畳)】
「1620」以上のサイズには「浴槽の大きさが変化せず洗い場が広くなるタイプ」、「ユニットバスの広さに合わせて浴槽も広くなるタイプ」があります。
湯量やお湯を沸かすコストを考えながら、浴槽の広さを検討しましょう。
【1818(約4畳)】
約3畳のユニットバスと同様に「洗い場だけが広くなるタイプ」、「浴槽も広くなるタイプ」があります。このサイズを選ぶ場合も、コストを考えながら浴槽の広さを検討するのがおすすめです。
戸建て用、マンション用の違い
ユニットバスのカタログを見ると「戸建て用」、「マンション用」と種類が分かれていることに気づくと思います。
画像だけを見ても違いがよくわからないのですが、「マンション用」は躯体に合わせて限られた空間にユニットバスを設置するため、「戸建て用」よりも天井裏や床下がコンパクトな形状になっているのが一般的です。
「1818」以上のユニットバスもある
「1818」以上のお風呂を作るには、2つの方法があります。
- 在来工法
- ユニットバスメーカーにオーダーメイド
在来工法のお風呂とは、タイル等を使って自由なサイズ、かたちに作り上げるお風呂のことです。従来は在来工法が一般的でしたが、現在はユニットバスのシェアが圧倒的に多い状態です。
在来工法独自の魅力もあるのですが、ユニットバスには「品質が安定している」、「短い工期で設置可能」、「本体価格が一定」などのメリットがあります。
オーダーメイドにはなりますが、専門業者に1818以上のユニットバス制作を依頼できます。
実際に個性的なユニットバスがたくさん制作されているので、「ユニットバス オリジナル」等でインターネット検索をしてみて下さい。
ユニットバス交換費用の相場
ユニットバス交換費用は、サイズ、グレード、交換前のお風呂の状況などによって大きく変化します。特に現在とは違うサイズのユニットバスにリフォームする場合は、費用が高額になると考えておきましょう。
ユニットバス交換費用の相場、工期
ユニットバス交換費用の相場は、80万円〜150万円前後が目安です。工期は長くて1週間ほどを想定しておきましょう。
ただし工事内容によって費用が大きく変動するケースがあります。詳しくは、専門業者に現地調査&見積もりを依頼して確認して下さい。
茨城県とその近隣地域にお住まいでユニットバスのリフォームを検討中の方は、東部燃焼(株)がご相談を承ります。お気軽にご連絡下さい。
東部燃焼(株) お問い合わせ:029-350-8001
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こちらの動画で、お風呂リフォームの施工実例を紹介しています。0.75坪から1坪に広げるリフォームの実例なので、ぜひ参考にして下さい。
ユニットバスリフォームに補助金が使える
リフォーム内容によって、補助金が受け取れる可能性があります。お風呂のリフォームは高額になるのが一般的なので、使える補助金があるかを必ずチェックしましょう。
補助金の一例を紹介します。
- 自治体が独自に実施している補助金
- こどもみらい住宅支援事業(省エネ関連のリフォームで使えます)
- 既存建築物省エネ化推進事業(省エネやバリアフリー関連のリフォームで使えます)
- 介護保険における住宅改修費の支給(介護関連のリフォームで使えます)
こちらの記事で、減税制度についても紹介しています。
〈関連ページ〉ユニットバスの最小サイズは0816|1014〜の使用感、リフォーム費用なども紹介
ユニットバスの人気メーカー各社の特徴
ユニットバスメーカーがたくさんあるため、「選び方がわからない」とお悩みの方が多いと思います。人気メーカーの特徴を紹介するので、参考にして下さい。
TOTO
TOTOは魔法瓶で有名なメーカーで、ユニットバスにもその技術を応用しています。お湯が冷めにくい浴槽が特徴です。
LIXIL
LIXILのユニットバスは、使いやすさと豊富なデザインが特徴です。シャワーの種類も豊富で、「打たせ湯」、「天井からお湯が出る」などがありますよ♪
タカラスタンダード
タカラスタンダードのユニットバスは、「全体を断熱材で包む」という構造が特徴です。ユニットバス全体が冷えにくいため、ヒートショックが気になる方にもおすすめです。
パナソニック
パナソニックのユニットバスは浴槽かたちに特徴があります。浴槽の入り口が低い&薄いため、介護等で使いやすいというメリットがあります。
トクラス(ヤマハ)
ヤマハのユニットバスは耐久性にこだわりがあり、傷がつきにくい、汚れにくいなどが特徴です。またタカラスタンダードと同様に、浴室全体を断熱材で包むという構造です。
クリナップ
クリナップのユニットバスは、高級感のある見た目です。また床の凸凹が少ないため掃除がしやすいという特徴もあります。
ハウステック
ハウステックのユニットバスは、使いやすさこだわっています。特に「カウンターを丸ごと外して洗える」といった掃除をする上での使い勝手の良さ、「壁にマグネットをつけられる」といった利便性が特徴です。
こちらの記事では、各メーカーの特徴をさらに詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉【システムバスおすすめ】メーカー別に掃除しやすい等の機能や価格、選び方を紹介
各メーカ共通で掃除のしやすさ、暖かさにはこだわっていますが、細かい機能は独自の特徴があるものです。デザインも含めて、お気に入りのユニットバスを選んで頂けると幸いです。
まとめ
ユニットバスの最大サイズ、サイズごとの使用感の違いなどを紹介してきました。
温泉のような大きいお風呂に毎日入りたいという願望は、多くの人がお持ちかと思います。実際にゆったりと入浴できるサイズのお風呂を選べますが、お風呂のサイズを決める際は使い勝手にもこだわりましょう。
大きいお風呂はたくさんの湯量が必要なので、「お湯を沸かすための費用や水代がかさむ」、「掃除に時間がかかる」などの点も忘れずに、最適なサイズを選んで下さい。
またサイズ選び、メーカー選びの力強いサポーターとなってくれるのが、リフォーム業者等の専門家です。ぜひご自宅の現地調査を依頼した上で、最適なプランの提案を受けて下さい。
茨城県とその近隣でユニットバスのリフォームを検討中の方は、東部燃焼にご相談下さい。地域密着型のリフォーム会社だからこその提案力と技術力で、ご家族のライフスタイルに合う提案をいたします。
東部燃焼(株) お問い合わせ:029-350-8001
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