給湯器を使ってないのに音がするのはなぜ?対処法まとめ

給湯器を使っていない時に異音がすると、「もしかして壊れた?」と心配になってしまいますよね。

しかし給湯器からの音には様々な原因があり、一概に故障とは言い切れません。

本記事では給湯器を使っていないのに音がする時の原因や、主な対策についてご紹介します。

給湯器のトラブルにお悩みの方は、ぜひご参考にしてみてください。

 

>茨城県で給湯器についてお悩みの際は「東部燃焼」までお問い合わせ下さい!

給湯機の音トラブル原因

給湯器が壊れる前兆6選

>施工事例:給湯器交換工事(茨城県水戸市)

給湯器の音トラブル原因としては、主に下記が挙げられます。

  • ガス漏れアラーム
  • ウォーターハンマー現象
  • 凍結防止の振動音
  • 灯油の補充音
  • 故障している

ここでは、それぞれの原因について詳しくご紹介します。

 

ガス漏れ

ガス臭い匂いがする

給湯機からガス漏れしている場合、「シューシュー」という音がします。

ガスが漏れると引火したり、健康被害を引き起こしたりする可能性があり、非常に危険です。

そのため空気の抜けるような異音やガスの臭いを感じたら、すぐに運転をストップしましょう。

この場合、自分で対処するのではなく専門業者に修理依頼をするのがおすすめです。

 

ウォーターハンマー現象

ウォーターハンマー現象とは、水道管内の圧力変化で水が衝突してしまう現象のことを指します。

衝撃によりハンマーで叩いたような音がすることから名付けられ、「水撃作用」とも言われます。

給湯器を使い終わった際に「コン!」という高い音が鳴るケースが多く、これにより配管設備や給湯機本体を傷つけてしまうこともあるでしょう。

 

対策としては、元栓を少し閉めておくのがおすすめです。

それでも異音が収まらない場合には、専用機器の設置でウォーターハンマー現象を起こりにくくできます。

 

凍結防止の振動音

給湯器が凍結してしまうと、お湯が出なくなってしまいます。

これを防止するために、気温が低くなると自動で運転を開始する「凍結防止機能」が備わっているのが一般的です。

このような場合には、使っていないのに給湯器が勝手に運転していても問題ありません。

逆に気温の下がる冬季の夜間などは、凍結防止運転が作動していない方が故障の可能性が高いため、点検を行いましょう。

 

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灯油の補充音

「ブブブ…」という振動音が聞こえる場合、石油給湯器の汲み上げ音である可能性が高いでしょう。

最近ではあまり見られなくなってきましたが、石油給湯器は灯油を燃料とし、本体内部にサブタンクがあるタイプのことを指します。

通常は燃焼中に灯油の汲み上げが行われますが、場合によっては使っていないタイミングで補充されることもあります。

こういったケースでは特に故障ではないため、気にする必要はありません。

 

故障している

シンプルに故障している場合、給湯器から音がすることがあります。

たとえば「ボン!」という爆発音がした場合、不完全燃焼による火災に繋がってしまう恐れがあるでしょう。

問題なく使えると思っていても、内部で一酸化炭素が発生している可能性もあります。

命の危険に繋がるため、なるべく早い段階での業者への修理依頼をおすすめします。

 

給湯器異常のチェックポイント

給湯器交換にかかる費用と時間

>施工事例:給湯器交換工事(茨城県水戸市)

ここでは「給湯器の異常かな?」と思ったときに、チェックするべきポイントについてご紹介します。

各ポイントを確認することで、本体の故障か問題ない音なのかを判断できます。

 

①電源が入っているか

まずは、電源が入っているかどうかを確認します。

電源が入った状態で異音がする場合、燃焼した後にガスを排出する「ポストパージ」の音である可能性が高いです。

一方で電源オフの場合、水漏れの可能性があります。

水漏れは本体故障の原因になってしまうため、止水栓を閉める等の対応を行いましょう。

 

②エラー表示有無

>出典:リンナイ 給湯器|エラーコード88が表示

>出典:リンナイ 給湯器|エラーコード88が表示

給湯器には、エラー表示画面が付いています。

これは故障や不具合が生じた時、数字のコードでお知らせする機能です。

たとえばリンナイの給湯器では、10年を超えて使用すると「88」と表示されます。

この場合は点検推奨期間が到来したことを示しています。

他の数字が出た場合は機器のどこかに異常が発生していることを示しているので、取扱説明書を参考に判断しましょう。

 

③異臭が無いか

給湯器周りの異臭は、ガスの臭いであることが多いです。

ガス漏れが発生している場合、不完全燃焼により爆発事故につながる危険性があります。

特に危ないのが、給湯器の着火時にガス臭がするケースです。

この場合はすぐに電源を切り、ガス栓を閉める必要があります。

最悪の場合には一酸化炭素中毒や火災の可能性があるため、すぐに窓を開けて換気を行いましょう。

 

④配管設備

給湯器は配管設備から取排水を行うため、設備関連のメンテナンスも重要です。

排気口や排気管に「つまり」があると、排気不良に繋がってしまいます。

具体的にはホコリや小さなゴミ、虫や小動物の死骸が詰まっていることがあります。

これを防ぐためには、排気口を定期的にメンテナンスするのがおすすめです。

給湯器の音トラブルを防ぐには

給湯器が壊れる前兆に関するQ&A

ここでは、給湯器の音トラブルの具体的な対処法についてご紹介します。

自分たちで簡単にできるものであれば、費用も掛からず気軽に行えます。

給湯器を長持ちさせるためにも、ぜひ実践してみてください。

 

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ごみの除去

給湯器内に異物が混入している場合、「ゴー」という音がする場合があります。

小さな隙間からホコリやゴミが溜まることで、内部で不完全燃焼を起こしてしまいます。

目に見える範囲で異物が確認できた場合、掃除器具で取り除くのがおすすめです。

ただし分解しないと見えない部分は、自分たちでは対処できないため注意しましょう。

その場合は、専門業者に依頼した方が安心です。

 

業者に修理依頼

一般的に給湯器は何年で交換する人が多いの?

>出典:ノーリツ 【製品の寿命】点検・取り替えの目安について

ここまでご紹介してきた対処法では音が止まらない場合や、原因が分からない場合には専門業者に修理を依頼しましょう。

給湯器は住宅の配管設備との関連が深いため、むやみに触ってしまうと大きなトラブルに繋がる危険性があります。

またガス給湯器は、多くの会社で標準使用期間を「10年」と定めています。このタイミングでの点検を勧められるので、点検・修理を行わず交換する人が多いと考えられます。

故障が疑われる場合や寿命に近い時期なのであれば、専門業者に相談する方が安心でしょう。

まとめ|給湯器の音トラブルに注意

まとめ│給湯器は壊れる前兆アリ。10年を超えるなら要観察。

>施工事例:給湯器交換工事(茨城県水戸市)

本記事では、給湯器から異音がする場合の事例や対処法についてご紹介してきました。

大したことは無いと思っていても、後々火災や健康被害の原因になってしまう場合もあります。

特に10年を超えて使い続けている場合は、注意して外観や音の変化をチェックしましょう。

 

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