洗面所の床材は何を選ぶ?フロアタイルなどの特徴を紹介

alt=”洗面所の床材”

そろそろリフォームを…と考えた時、何を選べば良いのか迷ってしまう洗面所の床材。デザイン重視?防水性重視?カタログを見てもショールームをのぞいても、たくさんの床材があって選択肢が多いからこそ迷ってしまいますよね。
そこで今回は、洗面所の床材をリフォームする前に知っておきたい床材の材質や選び方、リフォームを決断するサインの見極め方をまとめました。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。

 


コラムのポイント
・洗面所の床材は、耐水性や強度、デザイン性や滑りにくさをチェックした上で、住まいにあったものを選ぶようにしましょう。
・綺麗な床に生まれ変わることで、これからもまた気持ちよく洗面所を使うことができますし、お掃除にかかる時間をグッと短くすることができます。床材のカビや腐食、劣化が気になるようであれば、早めにリフォームの計画を立てるようにしましょう。


 

 

 

洗面所の床材の選び方

alt=”洗面所の床材”

洗面所の床材を選ぶ時、大切なのは次の5つのポイントを確認することです。

ポイント① 耐水性


洗面台や洗濯機、お風呂場などいつも水にさらされている洗面所。床材は必ず、耐水性の高いものを選ぶようにしましょう。そうすることで、床材の劣化を食い止めながら長期間使用し続けることができます。

ポイント② 強度


キズや欠け、剥がれなどが起こりにくい強度の床材を選ぶようにしましょう。キズがついた場所から水が侵食してしまうと、カビや腐食が広がり下地や基礎部分にダメージを与えてしまいます。

ポイント③ デザイン性


性能も大切ですが、デザイン性ももちろん大切です。おしゃれな柄や明るい色など、使うたびに気持ちよくなるような床材を選ぶことで気持ちよく洗面所を使うことができます。

ポイント④ すべりにくさ


水で滑って頭を打ったり怪我をしてしまっては大変です。水を多く使う場所だからこそ、滑りにくい素材を選ぶようにしましょう。

ポイント⑤ リフォームにかかる費用


リフォームにはお金がかかるからこそ、できれば安くおさえたいもの。しかし性能が低く安い床材を選んだ場合、劣化が早くあっという間にリフォームし直さなければならない可能性があります。ランニングコストも意識しながら、最適な床材を選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

主な床材の種類・特徴

alt=”洗面所の床材”

床材には様々な種類があります。求める雰囲気や性能に合わせて、ぴったりな床材を選ぶようにしましょう。

 

クッションフロア


ポリ塩化ビニルでつくられたクッション性に優れた床材で、水に強い素材なので洗面所やキッチンなど多くの水回りで使用されています。白やベージュ一色のものから大理石柄、フローリング調など様々なデザインから選ぶことができます。
価格は1㎡あたり材料費と施工費を合わせて約2,200~4,500円と床材の中でも比較的リーズナブルで手が届きやすいのが特徴です。クッションフロアと床の接合部分に使用する布材も張り替える場合、プラス1万円前後かかります。

フロアタイル


フロアタイルは、ポリ塩化ビニルでつくられたタイルのことで、クッションフロアよりもよりリアルなデザインを楽しむことができます。水やキズに強く、掃除もしやすく、重い物を長時間置いていても跡が付きにくいのが特徴です。
価格は1㎡あたり材料費と施工費を合わせて約4,000~5,000円とクッションフロアに比べるとコストがかかりますが、その分メンテナンスもしやすく、ランニングコストを安くおさえることができます。1枚ずつ張り替えることができるため、部分的な補修にも向いています。

フローリング


木材でつくられたフローリングには、天然の無垢材でつくられた単層フローリングと、薄くスライスした木を合板に張り合わせた複合フローリングとがあります。いずれにしろ木目が美しく、温かみのある雰囲気に仕上げることができます。耐水性が低いため、洗面所に使用するのはあまりおすすめできませんが、近年では耐水性が強化されたものが増え、別途コート材を塗って耐水性を高めることもできるようになったため昔に比べると使用しやすくなった素材です。
価格は1㎡あたり材料費と施工費を合わせて約9,000~と、他の素材に比べて高額です。

天然繊維のタイル(藤・竹・麻・コルク)


自宅ではあまり見ることはありませんが、藤や竹、コルクといった天然繊維の床材も一気におしゃれな雰囲気になるのでひそかに人気があります。温泉施設でも使用されている竹の材は、硬く耐久性に優れ、水に強く、足感触も特徴的なので多くの人に好まれています。
床材の厚さや素材によって価格は変わりますが、1㎡あたり材料費と施工費を合わせて約3,000〜5,000円です。

 

 

 

 

注意!床材リフォーム4つのサイン

alt=”洗面所の床材”

どんな床材を選べば良いのかはわかったものの、いつリフォームをするのか決めるのは悩ましいもの。ついつい後回しにしてしまうからこそ、以下のサインが気になってきたら早めにリフォームを始めましょう。

 

サイン① カビが生える、腐る


床にカビが生えていたり腐っていたりする場合、床下にもすでにカビが広がっている可能性があります。
何度掃除してもカビが取れない時は、床下に生えているカビが表面に出てきている、と考えられます。

サイン② 床がぶよぶよしている、柔らかい部分がある


歩くたびにぶよぶよとした感触が気になる場合、床材が水分を吸い込みカビが生えている可能性があります。この場合、広範囲に広がっていると床材の下にある基礎部分にまで侵食や腐食が進んでいる可能性があります。

サイン③ 端から段々と剥がれてくる


床材にクッションフロアを使用している場合、湿気やカビで糊の粘着力がなくなっている場合、端から剥がれてきます。特にクッションフロア下にカビが生えている場合、広範囲に広がっている可能性が高く見つけ次第張り替えをしなければどんどん劣化が進んでいきます。

サイン④ 毎日掃除しても汚れが落ちない


毎日毎日掃除しても黒ずんだ汚れが落ちない、ぽつぽつした黒い模様が落ちない、という時もそろそろリフォームのサインです。すでに汚れは侵食しており、床材の奥から腐っている可能性があります。

これらのサインは放っておくと、想定外の工事が必要になったり工事費用がかなり高額になったりと大変なことになってしまいます。もちろん、衛生的に考えてみても、毎日使用する場所としておすすめできる状態ではありません。
そのうち…と後回しにするのではなく、気になってきたらなるべく早めにリフォーム計画を立てていきましょう。

 

 

《タカラスタンダード オンディーヌ 間口75cm》
商品代から 11%OFF! + 標準工事費
一面鏡(LED)+開き戸+お手入れ簡単ホーロー製ボウル

詳しくはこちら▶︎▶︎

 

 

《TOTO サクア 間口60cm》
商品代から 47%OFF! + 標準工事費
一面鏡(LDE)+開き戸+エコミラー+曇り止めコート使用

詳しくはこちら▶︎▶︎

 

 

 

 

洗面所のリフォームを始めるなら…

alt=”トイレのドア交換”

綺麗な床に生まれ変わることで、これからもまた気持ちよく洗面所を使うことができますし、お掃除にかかる時間をグッと短くすることができます。床材のカビや腐食、劣化が気になるようであれば、早めにリフォームの計画を立てるようにしましょう。

 

alt=”トイレのドア交換”

 

弊社は茨城県を中心にトイレ・洗面所・浴室など水回りリフォームから外構・内装まで多岐にわたるリフォームを受けたまわっています。トイレのドア交換やトイレまわりのリフォームなど、気になる箇所があればまずはご連絡ください。現段階で必要な修理やリフォーム案をご説明させていただきます。県外の方でも場合によってはお受けできますので、まずはご相談くださいませ。

 

施工事例はこちらからご確認いただけます。