ユニットバスの交換費用を解説|費用の内訳・費用ごとの性能の違いなども紹介
ユニットバスへの交換を考えたとき、気になるのはどのくらいの費用がかかるのかという点でしょう。
ちなみに現在使用している浴槽のタイプによっても交換費用が変わってくることをご存知でしたか?
今回の記事ではユニットバスの種類に合わせた交換費用について紹介しています。
また記ユニットバスの備品だけを交換する場合の費用についても軽く触れています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【記事のポイント】
・現在の浴槽の種類や風呂場の状態によっては、リフォーム費用がグッと高くなることも
・換気扇・水栓などは故障したときに交換ができるが、浴槽は交換できないケースも多くあるので注意が必要
Contents
ユニットバスの交換費用の相場
ユニットバスに交換するのにおおよその費用を知っておきたいもの。「どれぐらいの費用の費用がかかるのかわからない」といった不安を抱える方もいらっしゃるでしょう。これから交換費用について紹介していきます。
その前に、まずは交換前の浴槽のタイプについて確認してみましょう。
【浴槽のタイプ】
・バランス窯…ガス使用の給湯器のこと。室外から空気を取り入れて排出する「バランス」から名前が付けられている。
・在来浴槽…風呂場に合わせて職人がつくりあげる昔ながらの風呂。壁はタイル張りなことが多い。
・ユニットバス…バスタブ・壁・床などが全て一体化(ユニット化)しているセット。
ご自宅でどの種類の浴槽であるかを把握してから、リフォームの費用を確認していきましょう。
バランス窯→ユニットバス
バランス窯からユニットバスに交換するときの目安の費用は、80万~150万円です。
バランス窯は、シャワーの水圧が弱く浴槽が狭いことが多くあるため、「使い勝手がよくない…」といった悩みを持つ人もいます。もし間違えて空焚きをしてしまったら、火災につながることも。リフォームすることで、便利につかえるようになるだけでなく安全性も高められます。
【注意点】
公団住宅・民間アパートにバランス窯は設置されていることが多いですが、なかには浴室の広さが足りないことが理由でユニットバスを導入できないこともあります。バランス窯からのリフォームを考えている方は、リフォーム会社に確認するようにしましょう。
在来浴槽→ユニットバス
在来浴槽からユニットバスに交換するときの目安の費用は70~150万円です。
築年数が古い住宅の在来浴槽では、リフォームするために壁・床下などの補強工事が必要となることも。補強工事のために相場よりも10万円ほどかかるケースもあるので、その分の費用を用意しておきましょう。またリフォーム内容によっては既存の窓を移動や撤去させる必要があるため、費用が上がる可能性もあります。
ユニットバス→ユニットバス
ユニットバスをユニットバスに交換する場合の目安の費用は50~150万円ほどになります。
ユニットバスの劣化のサインが現れるのは20年ほどと言われています。「取りきれないようなカビが生えている場合」は壁の内部に問題があるかもしれません。また「サビの発生」は穴が開く一歩手前といえるでしょう。このようなサインが現れたらリフォームを検討しましょう。
また「現在ユニットバスを使用していて部分だけ不具合がある」、というケースでしたらパーツの交換で問題が解決するかもしません。こちらは次の段落で簡単に説明してきます。
ユニットバスの備品ごと(換気扇・水栓)の交換の費用
ユニットバスの備品が壊れてしまったときは、部品だけ交換すればまだ使えることも。これから換気扇・水栓の交換費用について解説します。
・換気扇…4万円〜(配線工事の実施・浴室暖房乾燥機への交換などであれば30万を超えることも)
・水栓…3万円〜
※今回こちらで記載しているのは、あくまで目安です。備品のグレードやタイプによっても費用は変わってくるのでご注意ください。
【交換のサインはコレ!】
換気扇の交換のサインは、「回転音が大きい」「作動中に異音がする」「換気が弱い」などであり、水栓の交換のサインは、「錆」「お湯と水の切り替えがしにくくなっている」などになります。
これらのサインをみつけたらリフォーム会社に相談してみましょう。
浴槽の交換はできる?
一体型のユニットバスの浴槽は壁・床などとと一体化しているため、浴槽だけの交換が難しいケースも少なくありません。
浴槽の交換のみを考えているのでしたら、リフォーム専門業者へ交換できるかの相談してみましょう。
戸建て・マンションのユニットバスの違い
ユニットバスは、「戸建て用」と「マンション用」でわけられています。では、この2つの違いについてこれから説明します。
費用に若干の違いがある
マンション・戸建てで同タイプのユニットバスを選ぶと、戸建ての方が若干料金が安い傾向があります。しかし、マンションと戸建ての料金の違いといっても、1〜5%ほどの違いがある程度の微々たるものです。そのためユニットバスのリフォームでは、戸建てと比べるとマンションの方がほんの少し費用が高いと言えます。
ちなみに価格が違うからといって、性能が異なるわけではありません。
サイズが異なる
マンションと戸建てで比べると、浴室の床下や天井の高さに違いがあります。ユニットバスでマンション用とされているものは、戸建て用に比べると小さいサイズのものが多いでしょう。
ワンルームのアパートなら1216サイズくらい
ワンルームのアパートは1216サイズくらいになります。
ちなみにこのサイズは一人暮らしなら問題ありませんが、もし家族でお風呂に入りたいというのでしたらもう少し広いサイズを選んだ方がいいでしょう。1216サイズは一人で湯船につかっているときでも、足が伸ばしにくいです。
ユニットバス交換費用の内訳
ユニットバス(備品)の交換にかかる費用の内訳は、大きくわけると「商品本体代金」「工事費」「オプション代」の3つです。
商品本体代金
商品のグレードによって大きくかわる部分になります。ローグレードのものであれば25万円ほどになります。
価格については、リフォーム会社のセールなどで割引されることがあるため、安く抑えたい人はセールを確認してみましょう。
ユニットバスの商品について
グレードによっての性能について軽く触れていきます。
ローグレード…シンプルな機能のみ搭載されている。断熱材が入ってないことも。
スタンダード…保温効果を高め、掃除がしやすくなる工夫がされている。
ハイグレード…引き戸・開き戸などのドアの種類を選べる。デザインが豊富。浴室換気暖房乾燥機がセットに組み込まれていることも。
工事費
工事費には以下のようなものが含まれています。
・既存のバスルームの解体・処分費用
・ユニットバスの設置費用
・電気工事
・配管工事
・仮設工事
・解体した間の壁の作り直し
などが必要になります。
状況によっては「基礎工事」なども必要になります。
オプション代
オプションをつけることで、さらに料金も高くなります。ユニットバスの本体料金に浴室換気暖房乾燥機やジェットバスなどは含まれてないことも多くあり、オプションとしてつける人も少なくありません。
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